CONTAX G2

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CONTAX G2 を導入してみた

コンパクトカメラも一眼レフカメラも、 デジタルカメラが百花繚乱の ごとく充実してきて、かつ実用十分以上の機能を誇る今日。

しかし、
復活させたCONTAX Tvs で遊びだしたら、面白くなってきて、フィルムカメラの CONTAX G2 を買ってしまいました。
レンズは、CONTAX G2常用レンズの二大双璧、プラナー45mmと、ビオゴン28mmで悩みましたが、ビオゴンを選択。

今更、どうして、こうも、ベクトルが世間からずれた方向に突っ走るのか......と自問自答しつつも、もう止まりません (w

AFレンジファインダーカメラ
                CONTAX G2
CONTAX G2
MFフォーカシングダイヤルは、往年の名機
Contax IIa を彷彿とさせるデザインです




CONTAX G シリーズは、登場当時、非常に魅力を感じました が、なんとなしに、写真趣味から離れているウチに、
買い損ねてしまい、いつしか忘れ去っていた存在でしたが、Tvsのアクセサリーを物色するウチに、見かけて、
焼けぼっくいに火が付きました」、やっぱり、今見ても、 CONTAX の Gシリーズ は、抜群に格好 いいですね〜

いや、実は、色々と物色するウチに「ミノルタ CLE」 も見かければ、当時、欲しかったこと思い出し、
「フォクトレンダーのベッサ」なる本格レンジファインダーカメラの存在を知り、「これまた大変魅力的だったり」......
購入に際しては、その辺で悩みましたが、「イヤイヤ、ここでライカ系へ浮気してはイカンだろ!」 うーん、意味不明 (w
そうそう、や「コニカのヘキサーRF」なんてのも見かけましたが、あれも、すごく魅力的ですね。

で、一番考えあぐねたのが、ツァイスイコンの購入ですが、また、いつの日かの機会にということで......

いやー、ここ15年以上は、まったくもってカメラ・写真の情報収集アンテナを畳んでいたので、浦島太郎のごとくです。

ということで、色々と目を奪われましたが、初志貫徹で、中古で廉価になった、CONTAX G2 を購入しました。
デザイン的には、G1 が好みなのですが、機能面と、メーカー修理の対応面で、まだ余命のある G2 にしてみました。

いや〜、腕時計もそうですが、実際にお店に出向いて現物を手にとって見てはいけませんね.....絶対に欲しくなる orz

CONTAX G2 の抜群の”インダストリアルデザイン”に登場当 時は、ヤラレたわけで、抜群に格好いいのですが、もちろん、
Gシリーズの、魅力はデザインが格好いいというだけでなく、種類こそ少ないなれど、的を射た構成のGシリーズのレンズ群です。
色々と世間で言われる、Gシリーズのダメ出しな部分には、目を瞑るってもあまりある、魅力ある構成。

その中でも、ビオゴン、ホロゴンに代表される広角系のレンズは、レンジファインダーカメラの構造だからこそ実現出来る、
対象型レンズであり、カメラの構造的な制約を受けないで、描写重視の素直なレンズの設計構造とのこと。 もうシビれちゃいますね。
今回レンズは、取りあえずのお散歩カメラとして、最初の一本は、ビオゴン F2.8/28mm  としてみました。
(でも、散財するから、今後も多分、Gのレンズは増やさないかな?!)

レンジファインダーカメラの構造的な特徴として、小ぢんまりとまとまった大きさも、お散歩・小旅行のお供にはベスト。
でも、実は、G2すごく重いんだけどね....「お散歩カメラ」とは言いがたい、でも、重さが気になるときは、Tvsの出番でフォローかな。

ちなみに、CONTAX だと、一眼レフのAriaが小型で女性に人気だそうですが、小型さと、洒落たシャンパンゴールの外装を
身にまとう、CONTAX Gシリーズ、G1、G2 だって、レンズラインアップの充実ぶりからすると悪い選択肢では無いかと。




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CONTAX G2 とは?

現在でも、メーカーカタログがオンラインで手に入ります。
興味のある方は、 コチラからご覧下さい。



取りあえず、撮ってみた

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余談・戯れ言ですが、

レンジファインダーは小ぢんまりとまとまったているカメラですが、その意味では、ここ最近登場した
各社のミラーレスのデジタル一眼や、ハイエンドのコンパクトカメラは大変、魅力ある製品ですね。

オリンパスのデジタル式 PEN の復活・登場を見て、「あっ、レンジファインダーのカメラっぽい?」、
まあ、オリジナルの PEN も、一眼レフだというのに、驚きのスパートとコンパクトさでしたが、
デジカメになっても、ペンタプリズム部も無くて、スマートだなと思ったのは私だけでは無いはずかと。

でも、どういう訳か、私は、ここに至り、今でも変なこだわりがあって、ファインダーが無いのはイヤなのと、
PEN 以外の他機種では、標準搭載の電子ファインダーがある機種は軒並み残念なものばかり.....
昔の廉価な携帯型液晶テレビの様だし.....あれで満足する人はいるのかな?、黙っていてもバッテリー消耗するし.....
結局は、別売の電子ファインダーが必須なのではと考えてしまう。

ここは、光学式ファインダーで、是非とも頑張って貰いたいと 思うのは 私だけ?

と思いきや、レンズ交換は出来ませんが、フジフィルムの X10、あれ光学ファインダーですね。
デザインも好きだし、アナログ操作系も、私の好みにジャストミート(死語)です。
X10 前評判が良すぎたのか、いざ出てくれば評価は抜群に高くないですが、私は大好きです。 
あの路線が継続されて、将来、さらなる熟成がされたら、間違いなく購入なのかとも思っています。
(Xシリーズで、レンズ交換式も登場しましたね)

で、今時の時代の流れに合わせて、すなおに X10 を買えば良かったのですが、フィルムカメラで
遊べるのも今のうちかと、本当に、これが最後かとも思い、暴走をして G2 にしてみました。

富士フイルムのフィルム式の高級コンパクトカメラ、今でも製造されている現役カメラである「KLASSE」の設計に
携わった方も、これが最後の、フィルムコンパクト になるかもしれないと、思いつつ携わったとのコメントを
されていますし、これから先、どこまで遊べるかは?ですが、しばらく、フィルムで、また遊んで見たいと思います。

と、まあ、光学ファインダーの話が出ましたが、Tvs も Gシリーズ もギミックは凝っていて面白いので(私はOK)
実は、世間の評価は、さほど宜しくないようで(実際、Tvs のファインダーの暗いこと、液晶との合わせ技は面白いけどね)

そうそう、Gシリーズのレンズは、SONY のNEX や、マイクロフォーサーズ に取り付けるマウントがあるそうなので
G2 がこの先、本当にどうにもならなくなったら、そちらへシフトも、何れは検討することになるんだろうなと。
もし、そうなったら、昔使っていた、フィルム一眼レフのミノルタ・MDマウントのレンズも復活させてみようかな。
(そんなわけで、アレコレ悩みましたが、NEX-5Nも購入して遊び出しました。マウント変換アダプタも購入、Biogon 28mmも使っています)

と思いつつ、G2 のレンズはともかく、コンパクトカメラで、レンズの外せない、Tvs だと、
壊れてしまったらオシマイですね。これは、実にもったいないと思いつつも、Tvs は、余命を全うして貰いたいものです。


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