タグ・ホイヤーの時計,フォーミュラー1,パイロットウォッチ 【TAG HEUER】


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ホイヤー パイロット

タグ ホイヤー  パイロット

TAG HEUER  PILOT

タグホイヤーパイロットウォッチです。 

’80年代にスイス製のアナログ・クロノグラフに多く見られた、セミ・クオーツ式です。
機械式が欲しかったのですが、残念ながら手に入れることが出来ませんでした。 でも機械式ばかりだと「稼働している時計」が急に必要なときに困るので、 それなりに重宝しています。 

このパイロットウォッチは、タグ社(TAGグループ)とホイヤー社が 提携した前後(’85年頃の提携)のものなせいか、リューズと裏蓋、ブレスには、まだタグ社のロゴ「TAG」が入っておらずホイヤー社の ロゴ「HEUER」のみです(ある意味、でダブルネームで貴重かも)。  タグ・ホイヤーは、現在、ルイ・ヴィトン等を頂く高級ブランドの巨大資本グループであるLVMHの 傘下にあり、TAGグループの傘下では無くなりましたが、その名前には、すっかり馴染みがあり、定着した感があるのか、 ブランド名としては、タグの名前は残されて、タグ・ホイヤーと名称が継続されていますね。




ベゼルは、ブライトリングのナビタイマー等と同様にパイロットウォッチの代表的な 特徴である、回転式の計算尺になっており、非常に多機能です。   当時は、かなり巨大な腕時計に見えましたが、最近のデカ厚ブームで、今では、普通のサイズに見えます(笑)

スモールセコンドとストップウォッチの秒針は1/2秒単位で進む、最近では あまり見かけない珍しい仕様となっています。 よって、ストップウォッチの計測の最小単位も0.5秒刻みとなります。

当時、本当はブライトリング・ナビタイマーが欲しかったけど、貧乏学生の身分 では非常に高価であり、これで妥協をしたわけですが(これもそこそこ高価ですが)、イイ時計です  (^^;)

タグ・ホイヤーの計算尺の付いたパイロット・ウォッチは、機械式・ クォーツ式、ともに、これ以外にもデザインの異なる幾つかのバリエーションがありましたが、現在では、パイロットウォッチはラインナップから外れている見たいですね。 
アンティークウォッチでは、ブレゲ TYPE XX に雰囲気の似ている、アビエーションウォッチが、ホイヤーの製品でもあったりします(たしか、コパイロットって名称だったかな?)。 あれ、復刻しないかな〜

これは、学生時代に買いました。

タグ ホイヤー フォーミュラー1 F1

タグ ホイヤー  フォーミュラー1 (F1)

TAG HEUER  FORMULA1

タグ・ホイヤーのフォーミュラー1 (F1)。 残念ながらクオーツです.... 

200mm防水仕様のダイバーズウォッチです。 最近のデカ厚からみると、 かなり小振りに見えますね。いわゆる、ボーイズタイプのサイズと言えます。
こちらも、タグ社(TAGグループ)との提携前後のモノなので、リューズにはタグ社のロゴ「TAG」がまだ入っておらず、ホイヤー社 のロゴ「HEUER」のみです。 

当時だと画期的とも言えた樹脂製のバンドは、丈夫で手入れも手間取りませんが、 夏は蒸れて微妙に付け心地が悪いですが、夏が最も活躍する季節....

近所のディスカウントショップで定価の半額ほどで売っていたのを衝動買いして しまいました。
発売当時(’80年代後半ごろ)は、フォーミュラー1・シリーズは、手ごろな価格と斬新なカラーリング、色の組み合わせの多様性から、比較的小型なボーイズサイトと言える大きさから、男女を問わずに「かなり流行した」腕時計です。
同じ頃、ベネトンも比較的廉価なカラフルな路線の腕時計、ベネトンウォッチを展開していて、そちらもかなりの人気だったと記憶にあります。 まあ、ベネトンの 場合は年代・時期を問わず年中がら年中カラフルといえばカラフルですが(笑) 

フォーミュラー1シリーズは、原色やシルバーを組み合わせたカラフルなモノが 主流でしたので、ケース・ベゼル・ダイヤル・ベルト と、すべてのパーツが黒を基調とした コレは、どちらかと言えば珍しいものではと思います。
現在でも、フォーミュラー1のシリーズは健在でして、セナモデル等へも、回転ベゼルやダイヤルのデザイン、 カラーリング 等に、この当時のデザインの面影が残っていたりしますね。

樹脂製のバンドは、かなり長めで、腕の細い人、とくに日本人には「余り気味」となりますが、 余った分は「ハサミで切って調整して下さい」と説明書にも記載があり、バンドにも切断をしやすいように、デザインも兼ねて切れ込みが入っています。 今にしてみれば 「スゴイ」仕様ですよね〜 デザインの斬新さと相まっての、割と廉価に提供された、この時計ならではの特徴といえるでしょう。 

でも、最近のホイヤーって(LVMH・ルイ・ヴィトンのグループ傘下に入って以降かな)、 すごい高級志向の メーカーになっていますね。 より、洗練たデザインのいい時計がラインナップされていますが、昔の様に比較的廉価で、気楽に買えるメーカーでは無くなってしまいました。 

これも、学生時代に買いました。

P.S.
実は、この時計は、「譲って下さい」との、お声が一番多く掛かかります....
やはり「かなり流行した」ご威光は未だ衰えず、懐かしいということかな?

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