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ラコ スーパーデラックスLaco SuperDeluxe
そして、ラコのムーブメントを手本にした通称ラコ型(ラコー型)と呼ばれるムーブメントをタカノで自社製造するに到ります。 タカノが輸入し自社ムーブの手本にしたのが、まさにこのラコのスーパーデラックスです。 タカノ腕時計の直系の ご先祖と呼べるでしょう。 この時計は、手巻きの17石 Cal.522
を使用。 '60年前後の製造と思われます。 この時計のケースはステンレススチールです。 文字盤は寄る年波で、かなり焼けてはおりますが、 デッ
ドストックです \(^o^)/ |
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ラ コ アンチマグネティック レクタンギュラーLaco AntiMagnetic Rectangler ラコ(ラコー)は1924
年に設立された ドイツのメーカーです。 比較的新しいメーカーなんですね。
現行品は軍用のBウォッチの復刻版以外は輸入されていないのか、国内ではあまり見かけません!?が、今で も幅広いラインナップで健在の メーカーです。 この時計は、戦後(WWII)のモデルと思われますが製造年は、おそらく’40年代かな。 文字盤には ア
ンチマグネティックとあり ますので、耐磁仕様となっているようです。 手巻きの17石、最近では 珍しくなってしまった レクタンギュラーのムーブメントを採用、3方向で調整済みと記載されています。 どこかのエボーシュメーカー製と思われますが.... まさかラコのオリジナルなんてことは無いかな? と思いきや、ムーブメント
は、ラコの自社製、あるいは傘下にあるドイツのムーブメントメーカーのDurowe(ドゥローヴェ)製。 そいうえば、角形ムーブメ
ントって設計・製造が難しいのか?、高コストのためか?、現行の ラインナップ
ではどこのメーカーでもほとんど見かけませんよね。 ラコは、そんな自社製の角
形ムーブメントを搭載ですから、如何にも機械式の全盛期らしい仕様ですね。 ケースは14金張り、
厚さ20ミクロン。 この時計もデッドストック
の一品です \(^o^)/ P.S. もう一つ余談ですが、最
近、 パテック・フィリップのアンティークのカラトラバ
Ref.2451
は、実は耐磁時計という情報を見ました。 確かに、インナーケースを採用しており、そのインナーケースも、見た目が軟鉄製と
思われますが.... どうなんでしょう? |