タカノ プライム デッドストックのタグ

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デッドストックが手にはいるなんてラッキー!!

タカノ・プライムのデッドストック、タグには、ニヴァロックス、ニヴァフレックス、ニュートロショックの記載があります




タカノプライムデッドストックです。 販売当時のタグが残っている珍品かと。

購入したお店の方の話ですと、北海道の時計屋さんで3個眠っていたところを「発掘」したそうです。
3個のうち、1個は既に売却されていて、残念ながら、現物を拝むことは出来ませんでした....
残り2個からデザインと状態の良さでこれを選びました。


タグ
に記述されている英文からは、
ニヴァロックスNIVAROX)とニヴァフレックスNIVAFLEX)という 二つの特種合金を使って、
それぞれを、ひげゼンマイ主ゼンマイに使用しているということと、
ニュートロショックNEUTROSHOCK)と呼ばれる耐振機構を使用している、
ケースはGP、すなわちゴールドプレート(金張り加工)のケースで、ムーブメント17石
ということを読みとることが出来ます。

使われている特種合金、ニヴァロックス、ニヴァフレックスの名称を記載したり、
耐振機構であるニュートロショックの名前を記載して、
タグの中で、わざわざ、明示的に触れていたりするあたりが、
新素材、新機構を登載しているという、この時計の当時のウリということですね。

現在だと、当たり前過ぎることだから、これらには、いちいち触れない点といえますが、
その辺が、如何にもデッドストック、今となっては、アンティークウォッチということになりますが、
アンティークウォッチらしい風合いと、時代を感じさせます。

「高級時計メーカー」であったタカノの腕時計が ¥4350 という値段にも時代を感じますね。
(この時計、プライムは、17石だからタカノのラインナップ的には中堅モデルかな)
昭和30年前半の国家公務員上級職・大卒キャリアの初任給が1万円+α
程度であったことを考えると、決してお安い値段の時計ではありませんね。

デッドストックですから、皮革のバンドも販売当時のままのモノです。
極めて綺麗な見た目でありあますが、さすがに硬くなってきています。

希にしか見かけないタカノの腕時計ですが、見かけるたびにデザイン等が違うモノを見ることが多いです。
同じもモデルでも、いったい何種類のバリエーションがあるのでしょうか....

そういえば、シチズントリプルカレンダーも バリエーションが豊富で見かける度に違うデザインです。

NIVAROX(ニヴァロックス)に関しては、「時計のQ&A 掲示板(共同運用)」にて、その言葉の意味を教えていただきました
この件やσマークの 件など、毎々お世話になっております 感謝!!


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